2010/03/06

作品紹介:茂木俊介「自転車における警告音のデザイン」

みなさま、初めまして!
首都大学東京システムデザイン学部システムデザイン学科インダストリアルアートコース3年
高田百合奈と申します。

今日は、ATFOMU展に展示する、同じコースの渡邉研究室4年、茂木俊介さんの作品を紹介したいと思います。


茂木さんが制作しましたのは、
自転車ユーザーのための危険お知らせデバイス「serasio」という作品です。



すみません、ここからは私の言葉で説明していきたいと思います。

自転車の警告音には、「チャリンチャリン!」というベルが付いています。
しかし、このベルは警告音という観点のみで作られた音であり、鳴らされた人に「不快感」を与えてしまいます。
その「不快感」を無くした警告音のデザインをする、というのがこの作品のテーマなのです。

しかし、実際に自転車を使用している人々を観察してみると、ベル自体を鳴らさない人がたくさんいるようです。
実際に私もそうだったりします。
危険な場合に直面しても、直接声をかけたりして回避することがほとんどです。
そのまま私の自転車のベルは、使われずに錆びて音が出なくなり…。
しゃべりすぎました。

そこで、茂木さんは少し観点を変えて、注意をしなければいけないのはベルを鳴らされた歩行者ではなく、自転車に乗っている自分自身なのではないかという考えに行き着きました。

GPSと連動させて危険な場所に近づくと、自転車のベルがサイン音と光で教えてくれる。
それが「serasio」なのです。



そして、警告音のデザインという点に戻りますが、
この「serasio」のサイン音の制作に関して、
①街の雑踏でも自然と耳に入る。
②注意を喚起するような音。
③事故多発地域内では定期的に鳴るので長く聞いてもイライラしない音。
④運転の妨げにならないよう短いサイン音。
というポイントに留意してサイン音を制作されました。

実際に聞いてみると、電子音のポロロン♪という、今までになかった自転車のベルの音になっています!

茂木さんのブログにもアップされていますので、是非新しい自転車の警告音を聞いてみてください!!
http://blogsono2.blogspot.com/

(高田百合奈)

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